2011年9月11日日曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (7) 識者の見解

ビットコインについては、一旦ここらへんで一区切りにし、最後に様々な識者やメディアの議論を要約して並べておきたいと思います。



ポールクルーグマン 経済学者
”最初に感じたのはどこが新しいの?だった。でも違うビットコインは新しい金のような基準を創出をしたのだった。で、それはうまくいくか。うまくいかないだろう。
金融システムで我々が欲しているのは、お金を保持している人を裕福にする物でなく、トランザクションを容易にして、経済全体を豊かにする物である。Bitcoinで起こっていることはすべてがそうではない。
Bitcoin経済は巨大なデフレーションを経験し、それは、Bitcoinが使われるより、保持されたことに原因があるのです。”
http://krugman.blogs.nytimes.com/2011/09/07/golden-cyberfetters/

エコノミスト誌 
"ミルトンフリードマンは自動で通貨供給量が調整されるシステムがインフレーションを抑制すると主張しました。そして今Bitcoinによって彼の夢が現実になりました。
しかし、ビットコインはコミュニティー内での自警を必要とします。それは仕様なのです。多くの人は当局にそういう責任を果たしてもらいたいはずです。ビットコインを使用する人々の意識が変わらない限りビットコインは金のライバルにはなり得ません”
http://www.economist.com/blogs/babbage/2011/06/virtual-currency

ニューズウィーク誌
”ビットコインにはたくさんのリスクが潜んでいる、権力組織が動くかもしれない。しかしビットコインがつぶされたとしても、これと同じような物がまた現れるだろう。”
http://www.thedailybeast.com/newsweek/2011/06/19/the-web-s-secret-cash.html

Ars Technica誌
"ビットコインがあれば、私は、チベットからtシャツを買ったり、中国からcpuの計算力を借りることができる。それが、私の銀行に知られることもなく、売った人間からも私が誰だかわからない。クレジットカード会社や銀行が個人の購買傾向から、その人の傾向をデータベース化することはもうできない"
http://arstechnica.com/tech-policy/news/2011/06/bitcoin-inside-the-encrypted-peer-to-peer-currency.ars


ウォールストリートジャーナル誌
"対米ドルレートで価値の上昇した通貨と言えば、ブラジルレアルや豪ドルなどがあるが、ビットコインの上昇率は凄まじい。昨年20万%もの上昇を記録した。ビットコインの価値が大きく上昇したのは、その供給量が制限されているからである。現在600万ビットコインが流通しているが、2030年初めには2100万ビットコインに到達し、それ以上は増加しない。
ビットコインの獲得方法には、コンピューターを使って課題を解決することと、モノやサービス・現金と交換することの二つがある。ビットコインの価値に注目して、ネット通販で利用できるサイトも増え、さらに人気が高まっている。"
http://www.smartmoney.com/invest/stocks/the-currency-thats-up-200000-1307029053200/

The New Yorker JAMES SUROWIECKI
"ビットコインについて最も有効なことは、人々がBitcoinが投資対象という考えを捨て去ることだ。投資対象であるうちはバブルがはじけ、日に50%も値下がりするような通貨で物品の売り買いを人々がするだろうか?ビットコインの挑戦は、もっと人気が出て、誇大な宣伝に取り込まれてむさぼり尽くされるのを回避することである。そのとき初めて、私たちは「さようなら固定資産、こんにちは通貨」といえるだろう”
http://www.technologyreview.com/computing/38392/

JERRY BRITO ジョージ・メイソン大学 法学者
”ビットコインは2つの点で革命的である。人工的に通貨インフレーションを起こすことが出来ないこと。さらに革命的なことに、ビットコインには介在する中央機関がないということだ。ビットコインのストーリーは始まったばかりである”
http://techland.time.com/2011/04/16/online-cash-bitcoin-could-challenge-governments/


TIME誌
”「インターネット通貨はドルの破滅を意味するか?」 複数の学者が金本位制への回帰にインフレーションの問題の活路を見出している。しかし、ビットコインの昨今の価値の乱高下を見るに金本位制の回帰も意味をなさなく思える。誰が金の価値そのものを保証しうるのか?貨幣のユートピアまではまだ待たなくてはならないようだ”
http://curiouscapitalist.blogs.time.com/2011/06/29/bitcoins-does-an-internet-currency-mean-the-doom-of-the-dollar/


フォーブス誌
BusinessWeek誌のMike Caldwellは2011年2月に20000$分のビットコインを購入した。まだ、ビットコインの価値が一ドルを下回っていたときだ。6月に彼は30$でビットコインを売った。ビットコインはたった数ヶ月のうちに45,152%も上昇した。人々が信じるものにはいつも驚かされる。ビットコイン、私にとっては金も例外ではない。”
http://www.forbes.com/sites/petercohan/2011/06/20/are-bitcoins-worth-their-weight-in-gold/

2011年9月8日木曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (6) ビットコインを自分で採掘する

ビットコインを得る方法は様々です。 トレード、物品をビットコインと交換する、何かプログラムを書いて対価をビットコインで受け取る、寄付をビットコインで受け取る等、規模はまだ産まれたばかりで小さく方法論のバリエーションも少ないですが、一般社会の経済と全く同じです。そして、最もビットコインを面白くしているものマイニング(採掘)という方法があります。
ビットコインは数学的な法則を満たすトークンです。それはコンピューターで計算して探すことが出来るのです。わかっているのは総量が2100万BTCであることだけです。そして現在マイニングによって約700万BTCが発見されています。

ここではビットコインを実際に自分のコンピューターで計算させる方法をご紹介します。高性能なグラフィックボードを積んだPCなら、二日から三日に一度0.01BTC程を得れるかと思います。現在のビットコインの価値からすると微々たる物ですが、ビットコイン経済に参加し、技術的な理解を深める手がかりすること、値上がりを期待して多少でも所有するということ興味のある方は試してみると面白いかと思います。

1.ビットコインの口座を取得する
こちらで解説しています。

2.ビットコインマイニングプールに参加する
ビットコインマイニングプール(Bitcoin mining pool)とは、たくさんの人が参加して、ビットコインを参加者全員で計算して発見したビットコインをシェアするウェブサイトです。
理論的には、一人で計算して、総取りする分量と得られるBTCは変わりありませんが、ビットコインは一度に1〜50BTCしか発見することが出来ず、しかもそれを発見する確率は極めて低いです。(一般的な速度のPCで一度発見するのに2年かかるといわれています)
なので、少量であってもコンスタントに受け取ることが出来るマイニングプールに参加する方が確実にビットコインを手に入れられます。
ここでは「Bitcoin pooled mining」(slash's pool mining)について登録方法を解説していきます。

http://mining.bitcoin.cz/にアクセスします。
②ページの中心部にあるSign up ボタンをクリックします。

③ユーザーネーム(user name:)、メールアドレス(Email:)、パスワード(Requird password:)、パスワード確かめ(Password again)を入力して「register now!」ボタンをクリックします。
④先ほど登録した登録したメールアドレスに届いているリンクをクリックし、サイトのログインボタンからログインします。
⑤管理画面で、wallet (ビットコインの口座番号) send threshold(どれだけビットコインをマイニングしたら払い戻すか?)に0.01を入力し、saveボタンを押します。

⑥Workersと書いてある下の「register new worker」をクリックします。workerとは、Bitcoin マイナーでログインするユーザーのような物で、一人で何人でもworkerを所有することが出来ます。
⑦Login suffixに適当な英文字*例worker1、passwordにパスワード、captchaに左の画像の文字を入れてsaveボタンを押します。
⑧管理画面に戻ったら、Loginと書いてる列とPasswordと書いてある列をコピーしてどこかに保存しておいてください。



3.ビットコインマイナー(ビットコインを計算によって採掘するソフト)をダウンロードし、設定します。

*私の環境はMACなのでそちらで説明しますが、基本はどれも同じです。
windows用のマイナーはこちらからダウンロードしてください。

①Diablo GPU minerをダウンロードします。
②zipを解凍して、アプリケーションを起動します。ターミナルが起動して、ウィザード形式で設定を入力していくのでそれぞれ入力しEnterを押してください
Server host name or IP address → api.bitcoin.cz と入力しEnter
Server port number → 8332
Miner username → 手順2の⑧番 Loginの中身を入力
Miner password → 手順2の⑧番 Passwordの中身を入力
Start mining automatically on log-in? → 起動時に自動的にマイニングするかどうか? Yes 又は No を入力し Enter

これでBitcoinのマイニングが開始されます。
Kh/sはどれくらいの速度が出ているかを表示します。もし、Bitcoinらしき文字列が発見されたらマイナーがそれを知らせてくれます。
その発見数に基づいてBitcoinがあなたに分配されます。

2011年7月30日土曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (5) ビットコインの価値と経済

Bitcoinの実質経済価値があるのか、今後このムーブメントはどこに行くのかを考えて著者の考えを示したく思います。


1.Bitcoinに価値はあるのか ?そもそも価値って何?
もともと通貨は、金と結びついていました。ある額面の通貨と金が一対一対応して、交換可能だったわけです。つまり、元々通貨とは金のことだったいえます。金は、地球上で現在25Mプール2杯分程度しか見つかっておらず、年間の産出量もある程度決まっていて、人工的に合成が不可能です。
それゆえ、複雑で広範な「価値」の一元管理をする目的で金はとても有用だったわけです。人類は数千年間もそれを利用してきました。

しかし、ある地点で「通貨」と「金」は切り離されることになります(ニクソンショック)。つまり通貨は文字通り紙でしかなくなったわけです。しかし、誰もが分かるようにその「紙」で私たちは食事をし、洋服を買い、住む場所と交換することが出来ます。これらの物品には誰かの労力が多大にかかっているにもかかわらず、私たちはその労働を紙と交換するのです。

それがなぜ可能なのでしょうか?通貨は国が価値あるものとして「保証」します。この紙は私たちの国で使用してよいです。価値があります。と国が宣言するわけです。
それではその保証の源泉はどこにあるのでしょう?答えは「どこにも無い」です。通貨は中央銀行で好きなだけどんな分量でも生み出されます。こんな物にどうして価値があるとみんなが考えるのでしょう?

答えは銀行機関の存在にあります。銀行は特殊な免許を国から与えられており、銀行にある資産保有量の10倍以上の貸し付けを行ってよいとされています。自分が持っている本当の資産の10倍に膨らませてそれを貸して10%の利息をとれば、何もしなくても資産は2倍になります。 しかし、どの銀行もそれをすれば、自明であることに通貨は社会的には常に足りない状態になります。その足りない希少性が通貨の価値を形作る一つの原因です。

つまり、価値のない紙切れ+銀行が自己資本の10倍の金銭を貸し出して利息をとる=お金の社会的な不足感=お金の価値(希少性)といえます。
善し悪しは別として、しかし通貨とは多様な価値を一元的に飲み込むため、非常に便利な存在です。だからこのシステムを誰もが広く受け入れています。
貨幣は電子的に表現でき、質量も低く、 そしてある程度恣意的にコントロールできることそれが重要だったわけです。(金本位制の離脱原因は金の埋蔵量の法定価値以上にアメリカが一気に戦費を使用したことです。)
しかし私たちは、度重なるマネーゲームの末の金融危機で本当にまじめにコツコツと働いて実質的な社会価値を形作る人たちが損害を受けるのも見てきました。貨幣経済とは本当にフェアなの?これは現代でとても重要なテーマであり、庶民はみな疑問を持ち始めています。

2.Bitcoinは金とそっくり
翻ってBitcoinについて考えてみます。Bitcoinは金にそっくりです。
*供給量が数学的に決まっていて、誰にも恣意的にコントロールできません
*数学的な法則を満たすトークンであるため、偽造できません
さらに金よりいい点があります
*電子的に表現できます
*電子的に表現された物が実態です
*さらにその実態を世界のどこへでもクリック一つで転送できます
*個人でそれを行うことが出来ます  仲介機関はいりません

問題は価値の一元化による利便性の獲得なのです。それに何を選択するかはどれだけたくさんの人がそれに同調するか、それ以外には何もないのです。
もちろんBitcoinに技術的な不備がある可能性はあります。そのことによってこのプロジェクトは崩壊するかもしれません。しかし、きっと近い将来これをヒントにしてよりすぐれたシステムが現れるでしょう。もしかしたらBitcoinそのものが進化してそのようになるかもしれません。いえることはBitcoinはシンプルで新しい「金のような物」です。
数学的に支配された金より利便性が高い通貨基軸が新しくこの世に誕生したといっても過言ではないかもしれません。

最後に現在露呈しているBitcoinの問題点について書いておきます。

*きわめて匿名性が高いために麻薬の売買などのブラックマネーとして使用され、マネーロンダリングの温床となっている可能性があります。
*よく盗まれます。bitcoin自体のセキュリティー上の問題でなく、それを保管している個人のコンピューターやサーバーのセキュリティーの問題です
*転送する際に小さな単位のBitcoinをネットワークに支払わなければならなくなり、その量が曖昧で恣意的に決定される事態になっています。これは、bitcoinを支持するコミュニティーで不評で現在問題解決に向けて議論されています。

2011年7月27日水曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (4) ビットコインマイニング

ここでは、ビットコインマイニング(採掘)の解説をしていきます。ビットコインは誰でもコンピューターを使って「発見」することが出来ます。簡単にいえば、コンピューターの処理能力を使ってある法則に従う数値列を総当たりで探し、それをビットコインのネットワークに放出することにより、そのネットワーク内で共有されているコンピューターの全計算量と、現在の期間のビットコインの供給量、その数値列の発見しにくさに応じたビットコインがその数値列を放出したコンピューターに向かって保証されるのです。その量は1から50BTCです。つまり、本人でなく、周辺にいる人がその本人の財産を保証する仕組みです。

ビットコインマイニングには2種類の方法論があります。それはシングルマイニングとプールマイニングです。
・シングルマイニング=自分だけのコンピューターで数値列を発見し、1~50BTCを自分だけで受け取る。
・プールマイニング=複数の人で数値列を計算し、その人々の間で誰かが数値列を発見したらそこに参加している人々の間で発見されたビットコインを分配して受け取る

受け取るビットコインの分量は、論理的にはどちらも一緒ですが、実質的にはシングルマイニングではビットコインを受け取ることは不可能に近いです。なぜなら、一度の数値列を発見するまでに平均的な計算力をもつコンピューターで2年かかるといわれているからです。
プールマイニングならごく少量ずつですが短いスパンで、確実にビットコインを受け取ることが出来ます。

ビットコインの採掘はビットコインマイニングと呼ばれ、その数値列を「発見するソフトウェア(ビットコインマイナー)」と「数値列をネットワークに送信するソフトウェア(ビットコインサーバー)」のペアによって誰でも行うことが出来ます。どちらもフリーソフトです。
*ビットコインマイニングの模式図

「ビットコインを発見するソフトウェア」はビットコインマイナーと呼ばれ、様々な言語で書かれたものがありますが、大別すると、二種類に分けられます。CPU計算かGPU計算かです。最新のグラフィックボードにはGPUで計算処理をするためのライブラリが組み込まれているため、それを利用するのです。一般的にGPU計算のマイナーはCPU計算のマイナーより数倍から数十倍高速です。

ここではそれぞれのソフトウェアのリンクを示しておきます。
「ビットコインを発見するソフトウェア(ビットコインマイナー)」
CPU計算
jgarzik’s CPU Miner
Ufasoft Miner Thread - SSE2-optimized for Intel CPUs
puddinpop’s RPC Miners (CPU/4way/CUDA/OpenCL)

GPU計算
m0mchil’s Python OpenCL GPU miner
DiabloMiner GPU Miner
puddinpop’s RPC Miners (CPU/4way/CUDA/OpenCL)


「数値列をネットワークに送信するソフトウェア(ビットコインサーバー)」
シングルマイニング
Bitcoin Official client *ビットコインのオフィシャルクライアントはビットコインサーバーとしても動作します。しかし、bitcoin.confというファイルを作成し、その中に設定を書き込む必要があります。後日解説しますが、こちらから設定方法を確認できます。

プールマイニング



(マイニングの実際の方法は近日中解説します)

2011年7月19日火曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (3) ビットコインの口座を作る

理論が何となく理解できたところで、ここではビットコインの口座を作る方法を解説します。
ビットコインの口座を作る方法はごく簡単です。ビットコインのソフトウェア(フリーソフト)をダウンロードして起動するだけです。その瞬間にビットコインの口座番号が生成され、誰もがあなたの口座にビットコインを振り込んだり、あなたが他の人の口座にビットコインを送ったりすることが出来るようになります。

ビットコインの口座をオンライン上で作る方法もあります。しかし、ここ最近オンラインのビットコイン口座は相次ぐハッキング被害にあっているため、ローカルでソフトウェアをダウンロードして口座を持つ方がより安全だと考えられます。

1.ローカルクライアントによるビットコインの口座の作り方

下記のサイトからOfficial Bitcoin クライアントをダウンロードします。(右側のDownloadの項目)
http://bitcoin.org/
スタートメニューからBitcoinクライアントを起動します。
 ■Your Bitcoin Address と書いてある右側にある文字列が、あなたの口座番号です。この口座番号を指定すれば、世界中、誰でもあなたにビットコインを送信できます。
*ビットコイン口座番号はいくつでも増やすことが出来ます。しかし、一端作成すると削除できないので注意してください。
■Ballanceと書いてある部分の右側が現在のあなたのビットコインの所有数です。
■ビットコインを送信するには、「Send Coins」ボタンを押して、
Pay To の横の空欄にビットコインを送信したいアドレスを入力し、Amountに送信したいBitcoinの金額を入力して送信します。
*現在0.01以下のビットコインを送信するには0.0005の手数料がかかるようにクライアントが設定されています。(非常に小さな単位のビットコインを大量に送信して、ビットコインネットワークを攻撃されるのを防ぐため)。
**一度ビットコインを送信してしまうと、取り消すことができませんの注意してください。

■下部のAll Transactionタブには、ビットコインの送受信の履歴が表示されます。


その他、Address Bookボタンを押すと、送信先ビットコインアドレスをリストにして記録しておくことが出来ます。


ビットコインクライアントは、まだ開発途中であり非常にシンプルですが、これで、あなたのビットコイン口座が手に入りました。



2.オンラインクライアントによるビットコイン口座の作り方。

*下記のサイトは、著名なオンラインビットコイン口座ですが他にもいくつか同様のサービスはあります。オンラインビットコイン口座はハッキング被害を受けた場合に、所有ビットコインが失われてしまう可能性がありますのでご注意ください。アメリカでは多数の登録者がこのウェブサイトを利用していますが、サイト自体の信頼性も定かではありません。
ビットコインは極めて新しい技術で、まだ、発展途上にあります。 オンラインサービスは自己責任においてご利用ください。

MYBITCOIN にアクセスします。
左のメニューから「Sign UP」ボタンをクリックします。

Desired Ussername にユーザー名を
Desired Passwordにパスワードを入力(その下の欄はパスワード確認用の欄です。同じパスワードを二回入力します。)し、使用許諾にチェックをします。
Enter Security Codeの空欄に上部の画像の番号を入力します。

「Open an Account」ボタンを押して口座を開設します。

Your Bitcoin Payment Address is・・・と書いてるところの下にビットコインアドレスが書いてあります。

「View Balance」現在の口座残高を示します。
「Send payment」ビットコインの支払いを行います。
「Exchange」ビットコインの現金との交換をするサイトへのリンクです。
「View HISTORY」これまでの取引履歴を表示します。
「Address BOOK」ビットコイン口座のアドレス帳です。

これでオンライン口座の開設が終了しました。

2011年7月14日木曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (2) ビットコインさらに理解する

Bitcoin official forumにビットコインを理解するための文章がありますので、それを翻訳して掲載します。
原文はこちら (New to BitCoin? Start here!)

New to BitCoin? Start here!
ビットコインは複雑な技術です。ビットコインがどれほど独創的か理解するのにかなり時間がかかるでしょう。たくさんの人々がここにいてあなたを助けてくれますが、彼らはすでにたくさんの時間をビットコインの詳細を説明するのに費やしています。ここに最もたくさんの寄せられた質問とその答えをまとめています。

ビットコインの概要
いままでビットコインについて聞いたことのほとんどを忘れて頭を真っ白にしてください。人々はビットコインについて大抵かなりの誤解をしています。例えば「ビットコインはコンピューターで無料のお金を与える」であるとか「ビットコインを利用するには、無駄な電力を消費するだけのプログラムを使用しなければいけない」とかです。ここでは、「ビットコインとは何か」と「ビットコインがどんな問題を解決したか」について集中して説明しています。
この二つは、ほとんどのウェブサイトでうまく説明されていません。そして、この二つを理解しなければ、ビットコインの技術がどれほど有効なものなのか正当に評価するのは難しいのです。

ビットコインとは何か?
ビットコインとは「2100万個の安全な数学的なトークン=Bitcoinをお金として使うことの人々の間での合意」です。
*トークン:任意の数値列

古代のアフリカ人やアジア人の人々が使った貝殻をお金に見立てたものに近いです。しかし違いもあります。

■ビットコインは2100万個以上には増えません
■偽造することが出来ません
■1ビットコインを好きなだけ小さく分解することが出来ます(最小:0.00000001 BTC)
■インターネットを通してどんなに遠い場所へでも送信することが出来ます

これは、銀行で使用されているより何倍も強力な暗号技術によって実現されています。
ビットコインの送信には送り手と貰い手の間で強力な暗号による署名を必要とし、安全に複数の場所でビットコインの通過量が保存されているため、勝手に増やすことは出来ません。
ビットコインはそれを使用しているコミュニティーで価値を与えられるため、誰からの承認も必要なく、成功するのにどんな権力の裏付けや支持も必要ないのです。それは、地域通貨をもっともっと有用で世界規模で使用できるものにしたようなものです。
ビットコインを支持するコミュニティーががどれほど有効であるか例を挙げましょう。
2011年4月4日30000ビットコインが最も大きなビットコインの交換所で売りに出されました。買い注文のほとんどを食いつぶし、ビットコインの価格は3分の一に下げたのです。
しかし数日以内に、ビットコインの価格は完全に取り戻し、巨大な買い注文によってまた適正な分量が取引されるようになったのです。
そのような大規模な売却を破綻せずに吸収できる、ちゃんとした経済(その当時は500万ビットコインしか出回っておらず、当時の換算レートで375万ドルの価値しかありませんでした)が存在し得たことから、ビットコインの価値がコミュニティー内でちゃんと成立していることが示されます。


ビットコインは何を解決したか?
ビットコインのプロトコルは、「上記の物事を誰も信用せずにどうやって達成するか」を数学的に解決しています。素晴らしく聞こえませんか?
通常、地域通貨がちゃんと価値を持つには、それに関わるすべての人々を信用しなければいけません。それは国家の通貨でも同じです。
どちらのケースでも信用はしばしば悪用されます。
しかしビットコインでは誰もシステムを悪用することができないのです。だれも貨幣を増産できません。だれもコインを偽造して使うことが出来ません。そしてだれも他の人のコインを使うことは出来ないのです。
ビットコインの数学的なルールを破る人々は、単に最初のシステムと相容れない、全く異なるシステムを作ることになるのです。
ビットコインが失敗する唯一の方法は、すべての人々がそれの使用をやめることだけです。

 この誰も信用する必要がないというビットコインの優れた特質は2つの方法で実現されます。
一つ目:最先端の暗号化技術を使用すること
この暗号化技術が、所有者だけがビットコインを使うことが出来ることを保証します。
ビットコインが使用している暗号化技術は世界中のオンライン銀行が、 信用できなくなるほど強力です。そしてそれはより強力にアップグレードされることすら出来るのです。
それは、100桁のドラムがある錠前がかかった通帳をポケットに入れるようなもので、鍵自体を壊さないと取り出すことはまず出来ないでしょう。ビットコインはそれほど安全なのです。

さらにブロックチェインと呼ばれる二つ目のセキュリティーシステムは本当の魔法のような技術です。
ブロックチェインは認証されたトランザクションでピアツーピアのビットコインネットワークに蓄えられる、一つの信頼できる記録です。
超一流の暗号化技術であっても中央登録所がなければ「ダブルスペンディング」と呼ばれる、二重の支払い(あなたが自分の支払い能力を超えて複数の支払いを行うことです)を禁止することは出来ません。
普通この二重の支払いは、中央の管理所=銀行が存在して初めて防がれることが出来ます。管理所ではあなたの支払い能力を超えてお金がしはわれることがないように記録を保持しているからです。そして銀行はそれらの記録を守るために非常に大きなコストを支払っているのです。
しかし事実、銀行の従業員は彼らの信用の枠を悪用することも出来ます。そして伝統的な銀行業務では、彼らはあなたが従っているルールに従う必要はないのです。銀行は保持している資産を超えてお金を貸し出すことが出来ます。

ブロックチェインはこれらの問題を、既に暗号化された安全なビットコインの送受信の一つの主要な記録を創造すること、マイニングと呼ばれる非常に競争的なマーケットに閉じ込めること、そして確認/認証することにより解決します。

この重大な機能で、ビットコインコミュニティーは、 ビットコインをあらかじめ予定された分量だけ得ることが出来るのです。
最初の供給量が徐々につきると、この時生産されたビットコインの量は、次の供給量の値と置き換えられます。そして次の供給量は非常に競争的なマーケット=マイニングの市場でまた確定されるのです。
マイニングを行う全コンピューターの計算量をとても特殊な方法で算出した記録(誰もその記録を改竄できない)によってマイニングによるビットコインの供給量は適切に調整されます。



 *ビットコインの流通量(予想)

結論
一言でいえば、ビットコインは単にお金と同じように成り立つということです。
ビットコインの支払いや受け取りは故意に元に戻したりすることは出来ません。クレジットカードやペイパルが既に支払いを済ませたものを取り消すことが出来るのとは違います。

支払いや受け取りを途中で管理する者は誰もいません。ピアツーピアのネットワーク上でビットコインのやり取りは完結します。

ビットコインの複雑な設計によって、どこまたはどうやってあなたがビットコインの送受信を行ったかによらず、ネットワーク上には記録が安全に残ります。

最も素晴らしいのは、こんな風に働くシステムを創造した人間はこれまで誰もいなかったことです。
すべての金融システムは、王様や市役所、中央銀行や一般銀行の信用に頼ってきたのです。

ビットコインはそうしません。
それは数学的な法則によって信頼される通貨なのです。だから技術者や経済学者が興奮して見守っているのです。

2011年7月6日水曜日

Bitcoin ビットコイン 世界を変える通貨 (1) ビットコインの概要

ビットコインは、電子通貨の一種で、革新的な技術によって通貨の概念、ややもすれば国家という概念すら揺るがすかもしれないかもしれない代物です。それは、夢の通貨なのかそれとも違うのか、現在様々な海外マスメディアで取り上げ始められ、ウォール街の投資家すらも注目し始めているこのbitcoinについて深く研究と解説をしていきます。

**まずはこちらのムービーで(What is bitcoin? from Youtube)ごくごく初歩的なbitcoin知識を得てから本文を見ていただくことをお勧めします。
    *以下ビデオの字幕
Bitcoinとは?
ビットコインとは初めてのデジタル通貨です。
ビットコインはインターネットを通し送信することが出来ます。
他の電子通貨に比べてbitcoinにはいくつかの利点があります。

ビットコインは個人間で直接取引でき、銀行や手形交換所を経由する必要はありません。これにより手数料が非常に低く抑えられ、どの国でも使用でき口座を凍結されることもありません。
使用においての必須条件や制限もありません。


仕組みを見ていきましょう

Bitcoinはインターネット上のあらゆる場所でbitcoinを「採掘」できる無償のアプリケーションで生成されています。
各ブロックのビットコインを採掘するにはそれなりの作業量が必要です。この作業量は自動的にネットワークにより調整されています。
これによりビットコインは常に一定で適切な量が生成されます。

あなたのビットコインはオンライン銀行口座のようなデジタル財布に蓄えられます。ビットコインを送信すると電子署名が添付されます。数分後にビットコイン採掘アプリケーションによって取引が認証されます。
そしてネットワークに永久に匿名で保存されます。

ビットコインソフトウェアはオープンソースなためだれでもコードを見ることが出来ます。

ビットコインはネットが書物の発行をかえたように、金融もかえています。多くの人がアクセスできるグローバル市場では、様々な良質なアイデアが発展します。


bitcoinは元々wei daiという人物が、1998年cryptocurrency(暗号通貨)という概念をメイリングリストに投稿したのが始まりです。この文章によって定義された暗号通貨をSatoshi Nakamotoという偽名のハッカーが2年ほど前にプログラムで初めて制作し、公開したものが現在のbitcoinです。bitcoinを深く理解するにはこの文章を見ることから始めるのがよいと思います。
以下からそのメールの本文の抜粋翻訳を見ていきましょう。 全文はこちら(Wei Dai B-money)


Wei Dai B-money
Tim Mayのcrypto-anarchyには魅了されたよ。”暗号化された無政府状態”であるコミュニティーでは現在の政府というものは蚊帳の外に出されて、永遠に不要になる。”暗号化された無政府状態”のコミュニティーではそもそも暴力だって不可能になるじゃないか、なぜならどんな人々も匿名化され、どこにいるかも本当の名前がなんなのかすらわからなくなるからね。

今まではそういうコミュニティーがどんな風に形成されたり、うまくいくかなんて理論的に明らかになかったけど、そういうコミュニティーには協力や対価(お金)を支払う方法論がまず必要じゃないかな。

伝統的にはそういう機構は国家、法人にのみ提供されてたけど これらの機構が誰の手にも手に入る方法、さらに金銭の支払いが誰にも追跡されないような方法をここでは説明していく。


1.お金の生成
コンピューターで未解決の数学的な問題を解決することによって誰もがお金を生産し、流通させることが出来る。
問題を解決できるために必要な時間は前もってわかっていなければならず、解決された答えがいっさい何の価値も持っていてはいけない(実質的、または知的な)。
生産される通貨量は、 コンピューターの計算コストと同値である。例えば、あるコンピューターで最も無駄なく計算すれば100時間で解決できる問題があり、そのコンピューターの計算量100時間分を開かれた市場で買うのに3の標準的な指標が必要であったとしたら、この場合その問題が解かれて、市場に放出された瞬間にそのコンピューターのアカウントに3の標準的な指標があることをすべてのつながれたコンピューターが承認する。


2.お金の移動
アリス(匿名K_A)がボブ( 匿名K_B)にXのお金を送金したいとき、K_Aによってサインされた 「K_BにXのお金を送信します」というメッセージをコンピューターネットワークに送信する。
その後、メッセージが無視され、K_Aの口座にネガティブバランスを引き起こさない限りは 、だれもがK_Aの口座からXの金額を引き下ろしそして誰もがK_Bの口座にXの金額を入れる。

〜中略

付録:お金の創造について
 b-moneyの一つの考えるべきポイントお金の創造である。この貨幣システムにおける貨幣の創造においては、すべての口座を持つ人々のPCで、特定の計算のコストについての共通の決定と承認の必要性が生じる。あいにくコンピューターの技術は急速に進歩し、いつも公然となっている訳ではない。コンピューターの計算コストの情報は入手できないか、または不正確で、時代遅れになっているかもしれない。そのことが、この貨幣創造のシステムに深刻な問題を引き起こす。

 そこでここでは、この問題を解決する手段を提案する。

ある期間で創造されるb-moneyの量に関する決定や同意の代わりに、b-money創造のためのコストをオークションによって決定する。それらは4つの段階によって分類される。

1.計画
口座を持つコンピューター同士が、お互いに交渉し合い通貨供給量についての最適な増大量を決定しようとする。合意に至らなかった場合でもそれぞれが持つお金創造の割当量を送信し、マクロ経済的な計算がなされる手助けを行う。

2.入札
誰もが、ネットワークに創造したいb-moneyの量と解きたい未解決の問題をセットにして入札する。この問題はネットワーク内で同意された名目上の計算量コストを持っていなければならない。

3. 計算
入札した人は、コンピューターを使いその問題を解決するかもしれない。問題を解決したら解決者はその解をネットワーク上に送信する。

4.お金の創造
口座を持つそれぞれの人々は、最も高い入札価格(名目コスト/貨幣創造量の観点から)を提示した問題解決者の口座に貨幣を創造することを承認する。


要約すると暗号通貨とは
ー暗号化された認証によって完全に匿名な人々が作る仮想のコミュニティーで使用されることが出来る通貨の形態である。
ーコンピューターの計算能力を使用して未解決の数学的問題を解決し、その解をネットワーク上に流通させ、ネットワーク上につながれたPCで同意されている計算コストに応じてその解の送信者が通貨を持っていることをネットワーク上で保証される。つまり、中央で管理する国家や組織の必要がない通貨である。
ー通貨の支払いや受け取りが匿名で実現できなければならない。

この基本概念を実現したのがbitcoinです。数学的な事実とコンピューターネットワークが保証する通貨システムといえるでしょう。
現在、1bitcoinはドルと交換する場合約30$で取引されています。この場合のbitcoinの価値は、システムの堅実性、数学的な確かさ、投機性、利便性、匿名性などによって決定されているといえるでしょう。

続く